HISAKOブログ

HISAKOの11回のお産(第1子)

 syusan - HISAKOの11回のお産(第1子)

『安産』『難産』って言うけれど
そもそも『安産』『難産』の差はどこにあるんでしょうか。

はたして、どのようなお産が『安産』で

どうなると『難産』なのでしょう。

あっという間に生まれたら『安産』?

時間のかかるお産は『難産』?

特別の手助けなく、
ママと赤ちゃんの力で行われるお産、
自然分娩こそが『安産』でしょうか?


医師、助産師の手助けをもらって産むのは
『難産』でしょうか?

定義上では、お産の始まりは、

『一定間隔(10分程度)の
定期的な
おなかの張りや痛みが始まった時』

とされています。

この時点から子宮口が開き、

赤ちゃんが生まれるまでにかかる時間は

あくまでも目安ですが


初めてのお産だと平均で12~16時間程度、

経産婦ではその半分の
6~7時間が
平均だと言われています。

医学的には『安産』『難産』という言葉には

コレといった定義はありません。

実はこれらは俗語なのですね。

初産婦では分娩開始後30時間以上、

経産婦では15時間以上経過しても
赤ちゃんが誕生しないものを
『分娩遷延』と表現します。

あえて『難産』を定義づけるなら、

『分娩の3要素、
具体的には『産道』『赤ちゃん』『陣痛』の
3つのいずれかに問題が起きて
分娩進行が正常経過より著しく逸脱したお産』

ということになるでしょうか。

・・・と言うことは。

時間のかかるお産(分娩遷延)だけでなく、
あっという間のスピード出産(急産)も、

『難産』に部類される気がします。

わたしは11人産みました。

全員、経膣分娩でしたが
「安産」も「難産」もありました。

同じ進み方はひとつとして存在しません。



11人というと、よく初産年齢を聞かれます。



「HISAKOさんって元ヤンキーだったんですか?」

・・・なんでやねんっ!(笑)

初産は24歳です。

ちょっと早めかもしれませんが、
まぁ普通ですよね。

100回のお産は、100通り。
そのうちたった11ケースしか経験していない若輩者ですが、

わたしのお産を話してみたいと思います。

第1子は台風大阪直撃の最中、

陣痛開始から丸3日

1~2分間隔の強い陣痛に苦しみ抜いての出産でした。

このときすでにわたしは助産師でした。
勤めていた産院の院長の先輩のところで出産したので、
スタッフ全員が、わたしが助産師だと知っていました。

学生時代に競泳と陸上で鍛え抜かれた体と心、
自分には、いざというときにドンと構える
心身の強さがあると過信していました。

若かったです。

人生の本当の荒波も知らないくせに
偉そうなこと
言ってたと思います。

当時、助産師としての技術、知識もまったく未熟だったし、
そもそも子育ての経験さえもない若造が
助産師の教科書的知識だけで
リアルなママの何がわかって
何をアドバイスできるっていうんでしょうね(笑)。

でも、妊婦さん、産婦さんたちからは
「HISAKOさんがそばにいてくれると安心する」
と
慕ってもらっていたんです。

それで、ずいぶんな勘違いをしてしまいました。
調子に乗ってしまいました。
ほんまごめんなさい。

最初は助産師のプライドにかけて
みっともない姿は見せられないと思っていました。
みんなできてることを
わたしにできないはずはないと思ってました。

模範的なお産を見せたるから見とき!

呼吸法は完璧に頭に入っているし、
ある程度の分娩進行予測や状況判断もできるし、


ぜったい大丈夫、と根拠なき自信。

 


お産は、油断するとたいへんなことが起こる
ってことも
知っているはずだったけど、
とにかくクソ生意気でした。

分娩進行に直結しない陣痛を「微弱陣痛」と言います。
待てど暮らせど子宮口は4cmから一向に進まず。
2日目の朝を迎えても変化はナシ。

あれ・・・なんで?

すでに破水もしていたので
このまま放置して子宮内感染しないよう
早めに分娩促進する方向になりました。
自然陣痛に上乗せして薬を使っての陣痛促進。

モーレツな痛みが襲ってきます。
辛くて苦しくて崩れ落ちてしまいそう。

強気な自分はどこへやら?

陣痛発作時にはお尻のほうに
ググッと何かが押してくる感じもあって
自然にいきみたくなります。

この痛みのレベルなら(教科書的には)7cmは開いてるはず!
なのに4㎝のまま停滞って、どういうこと!!

こんなはずでは・・・
必死で耐えていましたが、
2日目には耐えかねて助産師の肩書きを捨てて、
ただの初産婦に成り下がりました。

痛すぎて一睡もできず3日目の朝を迎えました。
この夜は、未分娩の入院もなかったし、
新生児室も落ち着いていたし、
夜勤の助産師、ぜったい暇やったやろ!

陣痛室の隣が詰所だったので
助産師たちが楽しそうに
会話してるのも筒抜け。

コーヒー淹れて、静かな夜を満喫している状況が
手に取るようにわかるだけに・・・

怒りというか、悔しさというか、

MID WIFE(女性のまんなか)=助産師
という言葉の意味や、
産婦に寄り添うケアってなんやろか、
と
改めて考えました。

産婦がたったひとりで苦しんでいるのに
夜通し放置するって鬼か!
それでもMID WIFEか!
(モニター画面を通して
胎児の心拍は確認している
はずですが)

助産師は、ただの初産婦になり、
初産婦は、女を捨て、
とうとう最後は人間捨てました。

もう、世間体とかどうでもええわ。

わたしはただ、
助産師さんにそばにいてほしかったんです。

手を握って、腰をさすって
大丈夫だよ、
がんばろうね、って励ましてもらいたかったんです。

孤独でした。不安でたまりませんでした。

朝6時、
助産師がようやく様子を見にきてくれました。

開口一番、彼女はわたしに
なんて言ったと思います?!
「夜中よく騒いでたね。
詰所までよく聞こえてたよ」

って言ったんですよー!

ひどいですよね。
ひどすぎますよね。

助産師のたわいもない一言が、
どんなに産婦の心を打ちのめすか知った一瞬でした。

寝てない、食べられない。
そのまま50時間が経過。

すぐ次の陣痛が襲ってくるので、
そのときだけ呼び戻される感じで
陣痛と陣痛の合間、
1~2分は
意識が遠のいていきます。

生体のメカニズムは不思議です。

体をリラックスさせ筋肉の緊張を取り除き、
胎児に酸素をしっかり送るために
強制的に産婦の意識を飛ばすのです。

今日、お産にならなければ
帝王切開に切り替えますと言われ、
もうなんでもいいからはよ終わらせて!

まともな思考ができなくなりました。

「おなか切って出してください!」
って叫ぶ産婦の気持ちが
心底わかりましたよ~。

なんでそんな無茶を言うんだ、気合いでがんばれ!
と思ってました。

ほんまごめんなさい。

54時間経過で
ようやく子宮口が反応しはじめました。

呼吸法は知識としては完ぺき。
頭に入っているとおりに実践するのですが、
・・・

なんか違う。

わたしは、声にならない声を
出し続けているほうが、
出来上がっている呼吸法より
よっぽど楽でした。

当時は「呼吸法は安産への近道である」
と信じていたので
やりたくないのに無理して呼吸法をする、
という感じでした。

分娩室に入ってからは火事場のクソ力。

わけがわからないままの出産でした。

母体の疲労による弛緩出血
分娩時の出血量は
1500g
分娩所要時間は58時間。

お産って、本当にたいへん・・・。

2人、3人と産む世の中のママたちの
偉大さを
噛みしめた初産体験でした。

そして、呼吸法はひとつの目安であって
やってみて
楽でないのなら
行う必要はないことを
身をもって学びました。

ソフロロジーやラマーズ法は
あくまでも産婦が
リラックスできるためのもの。

したくもないのに、
無理したって
身体に余計な力が入って
かえって
お産は長引くだけなんです。

わたしの第1子、難産の原因
自己分析

○体の声に耳を傾けず、知識ばかり詰め込んだ頭でっかちで産みました
○

やりたくもない呼吸法をむりやりやって
リラックスから遠ざかりました

反省と教訓を胸に
1年3ヶ月後の第二子に挑む!

 

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