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げっぷは「出させるもの」じゃないんだよ

gepu 1 - げっぷは「出させるもの」じゃないんだよ

授乳のあとは
赤ちゃんをヒョイと肩にかついで
背中をさすったりトントンしてげっぷをさせましょう

と教えてもらったと思います。

すぐげっぷが出る子もいれば、
なかなか出ない子もいますよね。

げっぷが苦手で
よく吐く赤ちゃんもいますよね。

「吐いても元気で体重が増えていればOK!」
とアドバイスされても
やっぱり吐かれると、なんとなく凹んでしまうのがママ心です。

小児科医から、

「赤ちゃんは空気を飲みやく吐きやすい。
げっぷを出さないと吐くことにつながり、
窒息の危険があるので必ずしっかりとげっぷさせてくださいね」

と言われ怖くなり、
授乳のたびに、ずっと赤ちゃんの背中をさすり続けている
というママがいました。

赤ちゃんは

空気を飲みやすい→吐きやすい
→げっぷを出さないと窒息の危険がある

という考え方が一般的なのだろうと思います。

授乳のあと、
げっぷは必要あるのでしょうか。

げっぷの正体は
おっぱいやミルクと同時に
飲み込んでしまった空気や
泣いたときに飲み込んでしまった空気です。

消化吸収のために腸が大きく動いたとき(胃結腸反射)に、
空気が口から外に排出されるげっぷです。

前かがみにしたり
肩に担ぎ上げて背中をさすったり
トントンしなくても
げっぷは出るときには出ます。

胃の形状が赤ちゃん特有、
大人みたいに『L』の形ではなく『I』の形、一直線だから、
内容物が簡単に逆流しやすい身体の仕組みになっているので
げっぷと一緒に飲んだミルクを吐いちゃうことも
多々ありますが、

ここで勘違いしちゃいけないのは、
げっぷが出なかったから吐くんじゃありません。

げっぷのタイミングは、授乳の直後だけではないのです。
何度にも分けてやってくる、
赤ちゃんのゲップのタイミングで
自然に母乳やミルクが逆流してきてしまい、
吐くんです。

げっぷは飲んですぐに出るとは限りません。

え、今ごろですか?

というタイミングでも
出ることがありますよね。

胃結腸反射は、飲んですぐに起こることもあれば、
飲んでしばらくしてからも
数回に分けて起こります。

飲んで、げっぷが出て
眠ったとしても、短時間でまた起きてグズグズ。
抱き上げるとまたげっぷが出ることも。

飲んで、消化して、吸収する過程で
腸が大きく動くタイミングは何度もあるのです。

だから、
飲んだ直後に1回だけげっぷを出したところで
吐くときは吐くわけで、
そんなに大きな意味はないんですよね〜。

また、

「母乳の場合にはあまり空気を飲まないので
げっぷはさせなくてよい」

「ミルクの場合には空気を飲みやすいので
げっぷをさせましょう」

という指導を受けた人もいるかもしれません。

母乳の場合にも、飲めば当然
胃結腸反射は起こります。

月齢の低いうちは、
母乳だと哺乳瓶のように一気飲みができません。

少量ずつチビチビ飲んでいくので
時間がかかります。

のらりくらり飲むために、
飲んでいる最中にげっぷになるような腸の動きが
起こっても

そのときには赤ちゃんは
乳頭を舌で巻き込んで口腔内を真空にしたまま
ただじっとおなかの動きがおさまるのを待っていることが
多いようです。

そして、
一連のおなかの動きが落ち着いてから
ゆっくりとお口を離すので
わざわざげっぷをさせなくても大丈夫なんです。

ミルクの場合は
おなかが動き始める前に勢いよく飲みきって、
あっという間に哺乳瓶が空っぽになってしまうことが
多いですよね。

もう吸ってもミルクが出てこないよ〜になると、
赤ちゃんは舌の巻き込みを緩めたり
お口を離してしまったりして、
飲み終わってしばらくしてからげっぷをします。

そんな理由で
母乳の子はげっぷをさせなくてよくて
ミルクの子はげっぷをさせないといけない、

と言われたりするのです。

げっぷをさせ方は
産院で教えてもらったでしょうか?

でも実は、
赤ちゃんのおなかの構造を考えたときには
いわゆる「縦抱きにして背中さする」
をしなければ、げっぷが出ないわけではないことが
わかります。

飲んだからには胃結腸反射は必ず起こります。
なので、そのまま抱っこして待ってもいても
しかるべきときにげっぷは自然に出るんですよね。

授乳直後にゲップが出ないのは
大きな腸の動きがまだ起きていないからです。

ただ、縦抱きや前かがみにすれば
腸が圧迫される態勢になるので、
その刺激で胃結腸反射が起きやすいと
思われます。

だから、『げっぷのさせ方』の指導が
あるのでしょうね。

どっちにせよ、
飲んだ直後、飲んで30分後だったり1時間後だったり、
消化吸収の過程で腸が大きく動くタイミングで
何度にもわけてげっぷは出るので

授乳後にげっぷを1回聞いたところで
生理学的にはあまり意味はないんですね〜^^;

ただ、授乳のあとに盛大なげっぷが出ると
「ああよかった、飲めたな〜♡」という
ママの心理的満足感、達成感はあるかもしれませんね!

げっぷを出すのと同時に
消化中の母乳やミルクを吐いてしまうこともあるけど、
それは決して、飲んだ直後のげっぷが出なかったから、
ということではありませんよ。

げっぷは意図的に「出させるもの」ではなく、
赤ちゃんの腸の動きのタイミングとともに
自然に「出るもの」だからね。^ ^

授乳後に大事なのは
げっぷが出ても出なくても、
赤ちゃんから目を離さないということだと思います。

だからといって、
小児科の先生がおっしゃったような
「窒息の危険」という怖い捉え方をしなくても
大丈夫だから。

授乳のあとは吐乳に備えて
赤ちゃんをじーーーっとガン見していろ、
ということではなく、

同じ部屋にいて
いつも赤ちゃんの様子を感じられるようにする、
という軽いニュアンスでとらえてもらえば
OKだと思います。

 

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