HISAKOブログ

HISAKOのお産(第10子)続々編

 baby11 - HISAKOのお産(第10子)続々編

グングンいい陣痛が来て
車中でいきみ逃しが始まりました。
といっても、そんな大げさなことではないですよ。
ただ、なが〜〜〜〜〜〜く息を吐くだけです。

病院では、
10人目産婦、いよいよ来るぞ!
産科スタッフ緊張状態だったと思います。
玄関に車椅子待機してくて待っててくれました。

陣痛間歇時に

「歩けますって。
病棟まで自分で行きますよ。
車椅子なんていりません
気持ちだけありがとう」

丁重にお断りしたのですが、

「ダメです!
早く乗ってください!」

なかば強引に車椅子に乗せられ、
病棟へ小走り看護師さん、叫ぶ!

「お産でーす!
通ります、道譲ってくださーい!」

他の患者さんたち
サササーっと、一斉に道を開けてくれました。
エレベーターも産婦最優先、
車椅子に緊急車両サイレンでもついてんのかな。
まるで救急車やな(笑)

病棟に上がると毎度のことながら
そのまま分娩室へ直行。
診察室経由とか陣痛室経由はないんかな。
内診もせずに分娩室?
そんな焦らんでもええんやけどな。

さっさと血管確保され、
猛スピードでお産の準備が進んでいきました。

Facebookに
「子宮口全開大したようなので
これから産みますね〜」
笑顔で手を振る動画メッセージを残し、

さて。
そろそろ気持ちを切り替え、
お産モードに入ろうかね。

「どうします?いきみます?
HISAKOさん、指示してくださいね。
言われた通りに動きますので!」

少しでも長く、
この感覚を味わっていたかったので
まだいきみたくなかったけど、

赤ちゃんの、
もう出たいって声が聞こえてしまいました。

子離れしないといけないよね。
足をひっぱるママなんてあかんよね。
寂しいけど、しょうがない、
赤ちゃんの意思を尊重するわ。

呼吸を整え
大きく息を吸い込んで
う〜〜〜〜〜んと2回ぐらいいきんだら
産声が聞こえました。

なんだろうなぁ、このあっけない感じ。
早すぎる。寂しすぎる。

やり遂げた感、達成感、満足感より
寂しい感が勝つお産。

いや、冷静に考えれば
エアロバイクで汗を流したり、
実況中継したり、
リアル助産学実習させたり
十分楽しんだんですけどね。

「子宮口全開大したようなので
これから産みますね~」
の、メッセージから10分後には

「生まれました」
の、動画をアップしました。(早っ!)

当時、Facebookを見てくれていた
多くの人たちに

「お産のイメージが180℃変わりました!」
「私も産んでみたくなった!」

嬉しい感想をいただきました。

産んだ直後は元気すぎて
このまま歩いて帰ろかなと思ったほどです。
ですが、そのあと
大問題が起きました・・・。

産後2時間(分娩第4期)
分娩室で休んでいると
ドボドボドボ・・・・
下半身に大量の液体が流れるのを感じました。

・・・あ
出血してる?

ドボドボの感覚と同時に
バシャバシャと床に液体が叩きつけられるような音。

やばい!
弛緩出血や!

ナースコールを押そうとしましたが
頭がボーっとしてきて
手を思うように動かすことができません。

大出血による血圧低下

遠のいていく意識の中で
子宮全摘かな・・・
それともわたし死ぬのかな・・・
ぼんやり考えていました。

「救急カート!
先生全員呼んで!!
早く!」

助産師さんの声が聞こえたような
聞こえなかったような・・・

これが多産婦のお産のリスクなんです。
子宮筋の疲労により
産後すぐに子宮収縮が円滑に行われず
大出血を起こしました。
9人目まで無事だったことが不思議なぐらいです。

うまくいけばお産は楽しくて嬉しいできごと。
順調ならば医学の介入がなくても
自然に終えることができるでしょう。

ですがその反面、
出産は女性にとっては命がけの大仕事でもあります。
昔は出産で命を落とす女性が
後を絶ちませんでした。

紙一重。
だからこそ慎重に。

それがお産なんですよね。

結果的に、
10人目は総合病院で産んでよかったです。
個人クリニックや助産院で産んでいたら
確実に大病院へ搬送になったでしょう。

点滴をバンバン入れ、薬剤投与と
子宮に風船を入れて圧迫止血。
的確な処置のおかげで子宮は残すことができました。
極度の貧血にはなりましたが、
ぎりぎり輸血もせずに済みました。

医師からは言われました。

「もう子宮は限界かな。
これで終わりにした方がいいかもしれないね」

そうですよね。
子どもたちを置いて
ママが先立つなんて困ります。

10人も産めてわたしは本当に幸せでした。
夫婦の問題、子育ての問題、健康の問題、
生きているといろんなことがあるけど

かわいい子どもたちに囲まれて
生きているだけでありがたい。

イライラしたり怒ったり
不平不満ばかり言わないで
感謝の気持ちを忘れないで過ごさないといけないと
改めて感じたお産でした。

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