HISAKOブログ

中学校生活が始まるにあたって(2)〜発達障害ななちゃん〜

nana 02 - 中学校生活が始まるにあたって(2)〜発達障害ななちゃん〜
6年生になってからは
すっかりやらなく なりましたが、

5年生のころは、
移動は寝そべったまま芋虫のように
ズリズリ・・・(人間モップか!)

廊下で寝ながら黒板を見てることもあって
そんな話を先生に聞かされるたび
この子の将来どうなっちゃうんだろうと
気分はズーン・・・

5年生といえば、11歳ですから
ふつうなら周りから変な目で見られるなど
人の目を意識した行動ができるはずなのですが

ななは、11歳らしからぬ、
そんなこと一切気にしていないかのようでした(T . T)

母親であるわたしが
彼女の行動を肯定し、
彼女と同じように
世間体を気にしないようになれるまでには
かなりの意識改革努力が必要でした。

発達障害がある子を育てるには
親も、周りの人の目に怯えてちゃ
なんにも進みません。

〝障害理解〟というより
〝なな理解〟をしなくちゃいけなくて
怒りすぎずのびのび育てようとすればするほど
神経すり減らす日々。

授業中に廊下で寝ること、
机の下で読書すること、
感情コントロールが効かず
ほんの小さなことで大爆発すること、

理解してあげたいと思うけどうまくできず

つい、世間のルールを基準に考えてしまい
娘と母はすれ違うばかりでした。

ななは、いろんなことに縛られない自由人です。
5年生までの彼女は
集団生活のルールから外れていても
反省もなければ自己嫌悪もなく、
一般常識のルールは通用しませんでした。

彼女に言わせれば

「やりたいことをやりたいときにやりたい。
やりたくないことをさせられるのは無理」

恥ずかしいとか、空気を読むとか
周囲に合わせるとか
ななの辞書にはありませんでした。

でも、4月から中学生になる現在の彼女には
〝罪悪感〟〝反省〟〝自己嫌悪〟
というめんどくさい(笑)感情が
ちゃんと育ってきています。

他の子たちと同じように思春期を迎え
いろんなことに葛藤し、もがいている姿が
見受けられるようになってきました。

起こってくる問題はどれもこれも、
ななが世間のルールの意味や
必要性をわかっていないことで発生するのだと
5年間ぐらいかけてやっとわかってきて、
同時にわたしは肝が据わってきました。

やっとそれに気づいたというのに、
娘はもう次のステージに進んでいます。

今は、
起こってくる問題はどれもこれも、
ななが世間のルールの意味や
必要性をわかりつつあるけど
心がついていかないことによる葛藤から
発生しているんです。

もう、小学生のななではないんですね。
成長している嬉しさはあるけど、
正直、戸惑いますよ!

彼女の成長に合わせて、わたしの理解も
アップデートしていかなくちゃなりません。
関わり方もグレードアップが必要なわけで・・・

ついていけません・・・( ; ; )

廊下の床がお友達なのは、
決してななが授業を受けたくなくて
怠惰な行動をとっているわけではありません。

心を開けない教科担当の先生だったり、
難しい授業内容だったりすると、
それを受け入れようとするだけで
彼女の心は想像できないほどにザワザワ・・・
そこに座っていることさえモーレツなストレスに
なるのです。

そんな彼女のすることを決して否定せず
穏やかな気持ちで受け入れていくのは
至難の業です。

一歩間違えたら甘やかし?
合理的配慮と甘やかしの線引きがわからず、
わたしの気持ちもザワザワ。

正解はわからないけど、
できないことが『障害』なんだから
寄り添って一緒にやっていくしかないと
思っています。

たくさん迷ったり考えたりした中で
行き着いた答えは、
いい意味で「期待しない子育て」でした。

集団生活をうまく生きられる方法は、
大人がひとつひとつ、必要なノウハウを
手取り足取り丁寧に子どもに伝えていくこと、

そして、

子ども自身が、周囲の友達をお手本に、
自然とその行動を取り入れていくことで
培われていきます。

ななは基本的に、
他人の行動に影響されることはなく
驚くほどの自分軸をしっかり持っています。

なので、集団行動のノウハウを
自然に学んでいくには、
人一倍・・・いえ、人百倍ぐらい
根気と忍耐、努力、
そして時間が必要なんですよね。

発達障害のある子を育てる親の心構えも
すぐには育ちません。

「やれる」と期待して
やっぱりあかんかった・・・

逆ギレ、パニック、大暴れ
を繰り返すわが子に、
何度がっかりすることでしょうか。

「あ~そうやったー
ななはコレが苦手なんやった」

日々わたしも、自分に刷り込んでいる
最中です。

彼女はもう12歳だから
ある程度、自分の特性のことも
わかっています。

なんでできないのか・・・
やろうと思うのに、
どうしてもできなくて・・・

それが障害と言われるゆえんだと理解してる上で、
そんな自分がもどかしく
混乱しているのだと思います。

だから、ななに対して
わたしが心がけていることは

どうしたら少しでも彼女が
心地よく過ごせるようになるか

一緒に考えたり、
お互いにイライラせずに
生活できる方法を何度も話し合うこと。

6年生になって、お互いの意見を尊重したり
話し合いができるところまで成長しました。
それだけでも万々歳なんです。

自由人だけあって
クリエイティブなすばらしい面もあるなな。
できないことが全部できるようにならなくても
いいんです。

いい意味で、ななには
「期待しない」んです!

できないことを認め、
『必要な手助けは何か?』
を探るほうが

生きやすくなるだろうな~
なんて思う今日この頃です。

あと1週間で中学校の入学式です。

制服を着ること。
完全担任生制から教科担任に変わること。
定期テストがあること。

大きな大きな環境の変化に、
果たしてななの心は適応できるでしょうか。

評価されることを極端に嫌がるので
テストは絶対受けられないだろうと思います。

だったらどうやって、どんな基準で
評価してもらえるのか。

支援学級内でのななの居場所を
どんなふうに作ってもらえるのか。

小学校時代は、
担任にガッツリ関わってもらえる環境だったから
特性理解の部分で
本当に細やかな配慮をしてもらえました。

でも、これからは、
複数の先生が広く浅く関わる中で
特性理解、適切な対応という部分は
不十分になるのは目に見えています。
それが中学校という環境です。

少しでも、先生たちにななを知ってもらって
関わりやすくなるように。

少しでも、ななが辛い思いをせずにすむように。

春休み中、
何度も学校とコミュニケーションをとっている
ところです。

無理解がもたらす不適当対応が続けば
そのまま人間不信に陥り、
不登校もありえると思います。

だから、できる限りの合理的配慮で、
中学校生活をスタートさせます!

さぁ、どうなるか?!

正直、わたしの気持ちは落ち着きません。
不安だらけ。
緊張だらけ。

いい意味で期待はしていないので
ぼちぼちやっていこう。

がんばりすぎるなよ、わたし!
テキトーでええねんで!

と、いつもYouTubeで言ってるフレーズを
自分に向けて言い聞かせています。(^◇^;)

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