HISAKOブログ

「ごめんなさい」

 

arigato 244x405 - 「ごめんなさい」

ばぶばぶで、
3歳の男の子と2歳の女の子が遊んでいました。

最初は仲良く遊んでいた2人でしたが
ヒョンなことからおもちゃの取り合い
バトル勃発!!

女の子が男の子の持っているおもちゃを
力づくで引っぺがし、
怒った男の子は女の子の頭を叩きました。

女の子のママは、

「おもちゃ取ったらダメでしょ!
お友達にごめんなさいでしょ!」

男の子のママは

「叩くんじゃなくて、返してね、って言えば
いいでしょ?叩いてごめんねは?」

両ママ、
相手を気遣いながら
わが子に謝らせようと
していらっしゃいました。

ママたちはそれぞれ、さりげなく「ごめんなさい」
させようとしましたが、
プイっと顔を背けられて、徐々にイライラ・・・

最初は穏やかに諭すようだったママたち、
だんだんトーンアップして

とうとう

「謝りなさいっっ!!!」

こうなってしまったら
子どもはもう、反発して
「絶対に謝るものか!」
になってしまいます。
もしくは恐怖で泣きじゃくり、
話なんか聞ける状態ではありません。

男の子は、謝るどころか鬼の形相で
自分のママを睨みつけ、

女の子はママの声などまったく聞こえず
パニックでギャン泣き。

3歳と2歳は、この時点で
「素直に謝る」なんて
まったく不可能な状態になっていました。

さて。
こういうとき、あなたならどうしますか?

この2人はまだ幼かったので、
両ママは途中で謝らせることを諦めましたが、
これが幼稚園年長、5歳児にもなれば

ママが子どもの頭を押さえつけて
力づくで頭を下げさせるなんてことも
あるかもしれませんね。

ママは怒りの感情でヒステリックに。
無意識に大声を出し、
子どもを罵倒してしまうこともあるかもしれません。

そして修羅場がおさまったあと、
ママには大後悔の嵐がやってきます。

「こんなに怒ることなかったのかも・・・」
「なんでいつもこうなっちゃうんだろう」
「わたしの子育て、間違ってるのかな・・・」

無理にでも謝らせないと、
成長して困った人間になるでしょうか?

「ごめんなさい」を言わせないまま、
子どもを許してしまったら
大人になっても謝れない人間になってしまうでしょうか?

ママの心が怒りでいっぱいになり
ヒステリックになっているときは
子どもを思いやる気持ちなんか、働きません。

以下は、うちの子どもたちから
言われたことです。

4歳ぐらいまでは、ママに怒られているときの彼らの気持ちは
こうでした。

「こわいよ〜〜〜助けて!」
「この場から逃げ去りたい!」

そこにあるのは、恐怖のみだったそうです。

5歳以降になると

「自分は悪くないのに、なんで怒られなあかんのや!」
「自分がダメな子やからママはこんなに怒るんや」

恐怖とともに、反論的感情、
そして自己否定の気持ちが渦巻き、

小学校中学年以降になると

「早くこの状況、過ぎ去らんかな・・・」
「あ〜またや、めんどくさい」

聞き流す術を覚え、

わたしがひとりでカッカしたところで

なんたることや!(ー ー;)

どの年代の子どもたちも、
反省など、まったくしていなかったのです!

そして、彼らが思春期を迎えるころ、
恐怖の反抗期は忍び寄ってきます・・・。

反撃する体力と知識を備えた子どもは、
昔、ママに怒られたのと同じ方法で
ママを攻撃するようになります。

「謝れや!!!」
「親は全部正しいんか!」
「大人なんかたいしたことあらへんやんけ!」

子どもに『謝れ』と言われて、
「ごめんなさい」と、頭を下げることが
どんなに難しく、屈辱的なことか・・・。

そのときのわたしの感情は、
2、3歳児が感じているのと同じ、

「こわい、助けて」
「この場から逃げ去りたい」

だし、

5歳児が感じているのと同じ、

「わたしは悪くないのに、
なんでこんな言われ方しなあかんの!」
「わたしがママとして未熟やから
子どもがこんなに反抗的なんや」

です。

そして、小学生が感じるのと同じく

「同じ土俵に立つのがめんどくさい」
「もう、黙って嵐が去るのを待とう」

ぶっちゃけ、
現実逃避の気持ちも働きます。

11人産み、
思春期の子どもたちを育てている
今だから言えること、

それは、小さな子どもたちに
「ごめんなさい」を強要してはいけない!
ということです。

子どもが素直に謝れなかったとしても
彼らの顔を見てたら
意地になって謝れなくなってるな、とか
心の底では反省してるな、とか
だいたいわかりますよね。

「あなたのごめんねの気持ちは
ママにはわかったよ。
だからママが代わりに謝るね、ごめんなさい」

実は、むりやり頭を下げさせることに
パワーを使うより、
最小限のエネルギーで大人がさっと
お手本を示してあげるだけで十分なんです。

別の日、ばぶばぶで
3歳の男の子が水筒のお茶を
床にこぼしてしまいました。

すかさず 他のママが、
そのお茶を拭き取ってくれました。

そのとき、男の子のママは
「ごめんなさい、でしょ!」ではなく、
こう言いました。

「拭いてくれてありがとうって言おうね」

おおおお〜〜〜〜〜!
素晴らしい!

なにがなんでも、人に迷惑をかけたら
謝らせないと!と思っていて、
そうしないと大人になってから困ると思っているママは
多いと思いますが

小さいうちは曖昧なことや
中途半端なことがいくつもあっても、
いずれちゃんとできるようになるから
目くじら立てなくていいんです。

子どもは、

心の中で、反省する。
心の中で、ごめんなさい、を言う。
ママが代わりに、ごめんなさいと言うのを見る。

これを何度も経験することで
自然に「ごめんなさい」が言えるようになると思います。

例えばママが「ごめんなさい」と言ったら
まわりの空気が明るくなって
相手は「いいよ、大丈夫だよ」と言ってくれて、
「ごめんなさい」を言ったママも
笑顔になった!

そんな変化を敏感に観察して
子どもは、

「ごめんなさいは、気持ちのいいこと」

と学ぶのですね。

子どもは、ママが思うようには行動してくれないので
心の中に怒りが湧き上がることは
しょっちゅうです。

ママも人間だから、
感情をコントロールできないことだってあります。

でも、ちょっと深呼吸して。
さまざまな場面で
子どもはママの行動を見てますよ〜!

「ごめんなさい」
「ありがとう」

サラッと笑顔で言える大人に
なりたいですね。

 

 

 

 

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