HISAKOブログ

コロナ禍のなかの妊活

coro - コロナ禍のなかの妊活

わたしは今、12人目産後5ヶ月です。

妊娠に気づいたのは2020年3月初旬。
そこから世の中は凄まじい勢いで
前代未聞の外出規制生活に突入していきました。

わたしはたまたま、
新型コロナウイルスの脅威に
晒される
直前状況下での妊娠発覚となりましたが

この1年間は
妊活中の人たちには大きな動揺が広がりました。

2020年4月、
日本生殖医学会は

『新型コロナウイルスの予防薬や治療薬が
開発されるまで、
不妊治療の延期を推奨する』

という声明を発表しました。

具体的には

1)妊娠、特に妊娠初期の胎児に及ぼす影響は
明らかにされていない。
2)母体から胎児への感染の可能性は不明。
3)妊婦における感染の可能性は高いとはいえない。
4)妊婦が感染した場合に重症化する可能性が指摘されており
妊婦に禁忌の薬剤による治療が試行されていることから
妊娠が成立した後の感染への対応に苦慮することが予想される。
5)受診や医療行為に関連した新たな感染の発生が
危惧される。

これを受けて、
感染防止を徹底しつつ
これまでどおり治療に応じるクリニックもあれば

体外受精や人工受精といった
不妊治療の延期・休止を促すクリニックも
現れました。

感染の不安はもちろんあるけど
治療を休んでしまうことで
さらに強いストレスが
かかってしまっている
女性たちの悲痛な声が
わたしの元にはたくさん届きました。

学会の声明は
決して
強制力のあるものではなかったのですが、

クリニック側から治療の継続を半強制的に
諦めざるを得ない方向へと仕向けられてしまった
という話もたくさん耳に入り、

それぞれの人生計画の中で
妊娠を希望して前向きに努力している人たちの
コロナ禍の中での妊活継続を
『不要不急』
『自己都合』
とかいう言葉で
切り捨てていいんだろうか・・・
当時、妊娠中だったこともあり、
女性として、わたしはとても葛藤しました。

考え抜いた末、自分の中で出た結論は、

妊娠や出産は、
計画通り、予定通りに叶うことではないからこそ、
治療にしても自然妊娠にしても
「ほしい」と思ったそのときが
その人にとって
『必要至急』だ!

ということでした。

コロナの感染リスクと、
この先の人生で
妊娠出産が2度とできなくなるかもしれないことを
天秤にかけたとき

後者をなによりも怖いと思う人も
いるということを
理解してほしいと思いました。

1年前の学会の声明は
ましてや
40歳以上の高齢妊娠希望者や、
高齢じゃなくともさまざまな理由で自然妊娠が難しく
なかなか妊娠できない女性たちへの
メンタル面での配慮が足りなかったことを痛感します。

妊娠出産には
年齢的なタイムリミットがあります。
急がなければならない女性にとって
妊娠率や流産率を考慮すると
少しでも早い妊活が望ましいはずです。

なのに、「不妊治療や妊活の自粛を推奨」だなんて

簡単に言うなよっ!( *`ω´)

って話ですよ。

ただ、医療従事者の立場だと

「長期化する可能性が高いコロナ禍で
高年齢のハイリスク妊婦を増やすことは
地域の医療崩壊を促進させるリスクになり得る。
だから今は妊娠を控えるべきだ」

という考えになるのも
理解できないわけじゃありません。

コロナが妊婦や胎児に及ぼす影響は
この1年でいろいろわかってきたことも多いですが、
それでもまだ、わからないことだらけです。
もろもろのリスクは今後の報告待ち。

そう考えると
医療現場が
慎重になるのは当然のことでしょう。

でもその一方で
不妊治療を受けられない状況は
当事者のご夫婦にとって
『子どもがいない人生を送ることになるかもしれない』
という絶望感を抱えてしまうのではないでしょうか。

さらに深掘りしていく
と
こうした状況下でも自然に妊娠する人たちも
たくさんいますよね。

治療をして妊娠するのも
自然に妊娠するのも
妊婦にとっての感染リスクは同じはず。

不妊治療は受け入れず
自然妊娠は受け入れるっていう
世の中の暗黙の風潮には腹立たしささえ感じました。

厚生労働省のHPには

『感染が妊娠に与える影響として
現時点では
妊娠後期に新型コロナウイルスに感染したとしても
経過や重症度は妊娠していない方と変わらないとされている。

胎児のウイルス感染症例が報告されているが、
胎児の異常や死産、流産を起こしやすいという報告はない。
したがって、妊娠中でも過度な心配はいらない』

と、書いてありますが、

え~待って待って!

日本生殖医学会の言ってることと、
厚労省の言ってること、
それぞれの表現に
ものすごく大きな価値観の相違が
感じられるのですが
気のせいでしょうか。

両者の発表の大きな違いは
これから妊娠する人と、
すでに妊娠している人への
配慮の違いによるものなのでしょうけど・・・

モヤモヤします。

コロナを理由にして妊活を先延ばしにして
数年後に妊活しても
女性の年齢が上がれば上がるほど
妊娠しにくくなるかもしれないし、

もしかしたら数年先に
コロナよりもっと重大な感染症や自然災害など
妊活を遮る別の壁がわたしたちの生活の前に
立ちはだかる可能性もあります。

コロナに限らず、
妊娠や出産にはいつだってリスクが伴います。

あらゆる準備や万全な体制を整えて
妊娠出産に臨むのは
いつだって同じことだとわたしは考えています。

ワクチンが行き渡るまで
妊活を待つのか
あらゆる準備を整えて妊活継続するのか。

人一倍、心配性なあなたは、
万が一、妊娠中にコロナにかかってしまったとき
せっかく授かった命がその影響を受けてしまう可能性に
大きな不安と恐怖を感じるかもしれません。

感染しなくても、
いつ感染するかもしれない恐怖と
常に戦っていく妊婦生活が待っています。

今、想像しただけでも
不安が強く出てしまうということは
実際に妊娠した場合には
その不安が何倍にも強くなり、
たとえコロナに感染しなくても
マタニティーブルーズや産後うつの発症など
妊婦と赤ちゃんの心身へ負担をかけてしまうこと
が
容易に予測できますよね。

そのような場合は
やっぱり妊活はいったんストップし、
身体作りに専念したほうが
適切な判断かもしれません。

一時の時間も無駄にしたくない、
コロナ感染の不安よりも「妊娠したい」気持ちのほうが強ければ
不妊治療、妊活、続けていいのです。

感染する可能性は誰もがゼロではありません。
この先、何が起ころうとも
責任を自分で負う覚悟を持った上で
妊娠して
出産する気持ちが上回るのなら
妊活に進むべきです!

夫婦の背景はみんな違います。
正解がないからこそ

「こうでなければならない」

と
ひとつの固定概念にとらわれることなく
よく話し合って自分が納得できる
方向性の
決断をすることが大切だと思います。

妊娠できるかできないか。
感染するかしないか。

そんなの全部、単なる結果論です。

どうなるかわからないことを
議論したところでなんの意味があるのでしょう。

答えのないことを
思い悩んでいたら
なんにも行動できなくなっちゃいますよ。

妊娠した未来。
妊活を一時中断した未来。
妊娠したけど感染した未来。

いろんな可能性を考え
妊娠中や出産だけじゃなく
5年後、10年後、20年後の先の未来を考えて
今の選択が自分にとって最適なのかどうかを
考えましょうね。

 

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