HISAKOブログ

子どもにイライラ手をあげてしまうこと

gyaku - 子どもにイライラ手をあげてしまうこと

昨日、助産院ばぶばぶは
NHKの番組の取材撮影を受けました。

今回の番組、
テーマは『児童虐待』です。

さすがNHKですね・・・
深く、重いテーマです。

子どもにきつくあたってしまう瞬間、
たぶんすべてのママが経験したことがあるはずです。

子どもへのイライラ、
子育てへの不安、

そういう気持ちと子ども虐待とは
紙一重だと思います。

だから、みんなで考えていくべき大切な問題だけど、
考えちゃうとズドーンと心が曇ってしまい、
しんどくなっちゃいますね。

そんなヘビーなテーマの撮影にも関わらず
カメラの前でそれぞれ、ありのままの子育てへの想いを
語ってくださったみなさま
本当にありがとうございました。

「虐待してしまうママの気持ちがわかる。
他人事じゃないと思う」

「子どもを叩いてしまうことがある」

「自分がこんなにキレやすい人間だとは知らなかった」

などなど、
複数のママたちが同じようなことを
おっしゃっていました。

そうだよね。
出産したからって、ママだからって、
みんな子育てのプロではないもんね。

とくに1人目の子育てでは経験値もないので、
まったくの手探りだと言っていいと思います。

それなのに日本の社会は

『ママにはちゃんと子どもを育てる責任がある』

というプレッシャーを
ジワジワとかけてきます。

「そんなに器用にできないよ、SOS!」

と、声を上げられるママはまだいいですが、
そうじゃないママは
プレッシャーに押しつぶされるかのように
どんどん不安ばかりを募らせ
1人で抱え込むことになります。

子育てには万人に適したルールははありません。
育児書や育児サイトには
いろいろな育児方針が書かれていますが、
どれも間違いではないでしょうし、
どれも正解でもないでしょう。

人それぞれ、生活背景は異なります。
状況が違う以上、
どれだけ心理学に基づいた
科学的な育児方法論だとしても
全員に当てはまる正解なんか
あるわけがないんですよね。

昔は、周囲に愚痴や相談を聞いてくれたり
手助けしてくれる親戚づきあいや
近所づきあいがありました。

だけど今は、
核家族、ワンオペ育児が大半で
多くのママは孤独です。

パパはパパなりに
がんばってくれているのですが・・・

世界的に見ても、
日本のパパの育児参加は極端に少なく、
子育ての負担はママ一人に集中している
という現実があります。

家事や育児への理解があるわけでもない。
ママの話にもろくに耳を傾けてくれない。
ママが主体となって子育てをするのが当たり前。

パパとママの心のすれ違いの溝は
どんどん深まっていきます。

子どもが公共の場で騒いだら
世間から「ママのしつけがなってない」
という白い目で見られ、

赤ちゃん時代からの
早期の保育園入園は
「子どもがかわいそう」と
いまだに批判されたりします。
いわゆる3歳児神話ってやつですね。

ママの幸せより子どもの幸せを考えるべき。
ママになったのだから自分のことは後回しでしょ?

そういう世間の空気に打ちのめされて
自分自身の幸せを追い求めることを諦め、
その結果、追い込まれていく
ママたちの苦悩を聞くたび

子どものことばかり優先的に大事にして、
ママのことは心配しない、
それどころか粗探しをする、

それが日本の社会が抱える
本末転倒の歪みだと痛感します。

公共の場で子どもが騒ぐのはママのせい?
それはすべてママがなんとかすべきこと?
子どもはママの力でなんとかしないといけないの?

思うままに子どもを操縦できるママが
『よいママ』なのでしょうか。

確かに、
小さいうちは圧力でねじ伏せることもできるかも
しれません。

でも、子どもが思春期を迎えた途端、
思うままに子どもを操縦しようとするママは
『よいママ』とは言われなくなるんですよ。

今まで『よいママ』と評価されたその人は
いきなり『毒親』扱いに
180度評価が変わってしまうんです!

なんなの。
じゃあどうしたらいいの。

と、思いますよね。

そんな臨機応変に子どもに関われる自信ない。
私には無理です!

って声が聞こえてきそうです。
(11人産んだわたしだってできひんわ!)

ママと子どもを一体にして考えるから、
思うままに子どもを操縦しなければならない、
という発想が生まれるわけです。

そんな難題を突きつけられても
うまくできるはずないのに。

「できない」ことに落ち込み、
相談できないママの心は次第に蝕まれ
それが孤独を呼び、
イライラが子どもに向けられてしまうのです。

社会は『ママ』を
なんだと思っているのでしょう?

強く完璧なもの=『ママ』なのでしょうか。

そんなすごい人間は
どこにいるの〜〜???

「自分は虐待をしているかもしれない」

不安に感じて
ばぶばぶに飛び込んできてくれるママは
心の痛みを取り除くことだけで
ずいぶんと楽になるとおっしゃいます。

その反面で、
人に弱みを見せることが苦手なママがいます。
SOSを出せないママたちがいます。

真面目すぎるママ。
子育てに一生懸命になりすぎるママ。
困っていることを話せないというママ。

こういうタイプのママたちが、
とくに、子どもを自分の思い通りにしたい
という気持ちが強くなってしまう傾向にあります。

他のママの子育てや、
世間の『普通』と照らし合わせて
自分の子育てが大丈夫なのか気になって気になって
それがストレスになっていることも多いです。

子どもに手をあげてしまうママは、
間違いなく孤独を抱えています。
孤独な状態になると
わたしたちは不安が大きくなります。

不安が大きくなると何かにしがみつこうとします。
すがるものの標的が、
自分の幼い子どもしかいなければ、
ママは子どもに依存するようになります。

思い通りの子どもに操作することで
無意識に自分の不安な心を満たそうとします。

・・・でも、子どもは決して
ママの言いなりにはなりませんね。

何回言いきかせても、
いうことを聞かないのが子どもです。
叱られることばかり、同じことの繰り返し。

眠ってくれない赤ちゃん。
イヤイヤ期の幼児。

しつけにはとても時間がかかり、
『よいママ』の結果が出ないことに
ママの心は疲れ果ててしまいます。

せっかく準備した食事を
ぐちゃぐちゃにされたら腹が立ちます。

ミルクを飲ませようとしても
仰け反って拒否されたら悲しくなります。

抱っこしてもあやしても泣きわめかれたら
育児放棄したくなります。

寝不足と慣れない育児にいっぱいいっぱい。

そんなことが毎日のように続くと
なんとかわが子を『いい子』に仕立て上げなければ
ならない焦りから

必要以上に強い指示を与え、
威圧的に強く叱ったり
手をあげてしまうようになってしまうことも
あるでしょう。

そのようなママの行動は、
たいていは衝動的です。

ママを孤独にしない育児環境作りが必須だと感じます。
子どもの育ちも大事なんだけど、
それ以前に大事なのは
ママの心のケアなんだってーーーー!!!

ママの心のケアなくして
子どもは健全に育ちません!

子育てにおいて、
苦痛を感じる瞬間はどんなママにもあります。

そうしたやり場のない気持ちを吐き出すことが
虐待の予防にとって不可欠なのです。

ばぶばぶを開業して16年。

ママを大切にせずして、
赤ちゃんが増えるわけないと、
確信しています。

子育て、しんどくなったら
勇気を出してばぶばぶに来てくださいね。

どうか一人で悩まないで。

SOSを出してくださいね!

 

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