HISAKOブログHISAKOブログ
2016.10.19

勝ち組 負け組

毎日、できる限り
なるべく欠かさずあげているブログ、
昨日も書こうと思っていたのに

なんと夜8時前に寝てしまいました〜!

命がけのブログやのに。

やってしもたー    >* ))))><

「いいやん、1日ぐらい」

あかんあかん!
そういう気のゆるみはわたし的には許されへんねん!
わたし、体育会系やから。
やるときは、やる女やから!

ついこないだまで、
腹囲105cm(でかっ!)
夜はトイレが近くてさっぱり熟睡できずでしたが

女性の身体ってすごいですよね〜。
産んだ途端に
毎晩3回以上通っていたトイレも
ピタリと行くことがなくなり、

体内の水分、
全部おっぱいになってるんちゃうか?
という気はしますが、

とりあえず、あっち向いてもしんどくない、
こっち向いても大丈夫、

頻回授乳でしょっちゅう起きる、ということはあれども
身体に自由が利かない妊婦時代に比べたら
苦痛がないぶん、
ぜーんぜん、余裕やわ〜〜〜^ ^

そんなこんなで、
昨晩の爆睡、やってしもた事件、でした。

あーーーーーーーーーーー
夜中、
おっぱいあげた記憶がないです・・・(ー ー;)

昨日も
産んで間もないママたちに、

「夜中の授乳が母乳育児確立のために
めっちゃ大事なんだよ。
眠いと思うけど、がんばって!」

と、アドバイスしたくせに。
なんの説得力もないやん。
何時間寝とんねん、自分!

まぁ、HISAKOという助産師は、
いつもこんな調子です。(笑)

さて。

「わたし
何をやっても
うまくできないんです・・・」

自分のことをそんなふうに表現するママが
ばぶばぶに来院されました。

ちょっと昔、
「勝ち組」「負け組」って言葉が
ありましたが

わたしたちは、つい自分と人と比べて
勝ち負け、優劣をつけて判断してしまいがちです。

子どもが生まれるとさらにその傾向は高くなり、
自分の子と、まわりの子の発達、成長を比べては
ママたちは一喜一憂してしまいます。

気持ちはわかりますよ。

わが子が心底に大切だからこそ
つい比べてがんじがらめの負のループに
迷い込んでしまうのです。

わたしもそうでした。

「人は人、自分は自分」
「うちの子はうちの子」

さらに、いくらきょうだいであっても、
同じ環境で育てていても
みんな違う個性があるものなんです。

正直、親から見て、
できのいい子、
できの悪い子
っていうのがあります。

「みんな違っていい」

頭ではわかっていても
理屈ではその通りだと思っても
感情がついていけません・・・。

でも、そもそも
勝とか負とか、優とか劣とか、
できがいい、わるい

「誰と何を比べてるん?」

ちゅう話なんですよね〜。

大卒なら勝ち組?
高卒なら負け組?

正社員なら勝ち組?
フリーターなら負け組?

結婚できたら勝ち組?
シングルマザーなら負け組?

自分と人を比べて
自分が平均的な立場にあれば安心できるだろうし、
自分が人より優れてたらいい気分になれるのが人間。

子育てにあてはめるとしたら
トイレトレーニングや断乳がいい例です。

同じぐらいの月齢どうしで比較して、
あの子より早くおむつが外れていたら
優越感に浸れる。

その子より早くおっぱいを卒業できていたら
安心する。

「旦那さんがいて、子どもにも恵まれて
持ち家があってお金に困らない生活ができているママ」と、

「離婚して母子家庭になって
生活のため毎日必死に働いているママ」がいたとして、

「どっちが勝ち組?」と
聞いてみたら

普通に考えれば
旦那さんがいて、
お金に困らない生活ができているママの方が
当然、勝ち組に見えますよね。

では、

「お金に困らない生活ができてるけど
旦那さんとの関係がうまくいかずに
毎日ストレスまみれの中で生活してるママ」と

「シングルなんだけど、毎日が充実していて
忙しくも楽しくやっている」というママが
いたとします。

さて。
この場合、どっちが勝ち組でしょうか?

つまり

「勝ち組とか、負け組とか、
そんなもん、他人が勝手に決めんな!」

ってことです。^ ^

価値観というものは
1つではないので
周りから「あの人は負け組やな」と
思われているとしても、

「こう見えて自分は勝ち組や!」と

本人が素直にそう思えるのなら
誰が何と言おうと、
あなたは人生の勝ち組なんですよ。

数年前、
子だくさんシングルマザーとなったとき、
ばぶばぶブログの読者さんから

「HISAKOさん、あがいてるよね」

「ブログ読んでると
負け惜しみにしか見えなくて
哀れになる」

と言われたことがありました。

わたしはただ
一生懸命に、まっすぐに
生きていました。

だから何を言われても
堂々と笑い飛ばせばることができればよかったんだけど、
未熟な弱い精神が周りの噂やひそひそ声に
押しつぶされそうになりました。

波乱万丈を乗り越え、
再び、おなかに尊いいのちを授かりました。

ただなんとなく結婚して
なんとなく妊娠して・・・ではなく、
自分の人生をかけた、
大きな大きな勇気と、決意に満ちた妊娠でした。

時期を同じくして、
助産師としても

来院されるママたちの
さまざまな人生模様の渦に心を寄せる機会を
何度か経験させていただきました。

人として、
確実に豊かになった自分を
感じています。

そんなわたしが、

今。
思うこと。

『人はこの世に生まれてきた時点で
みんな勝ち組や!!!』

うちの子どもたちの毎朝の習慣は、

起きたらすぐ
まずは外に出て

風を感じ、
朝日を浴び、
虫の声に耳を澄ませ、
草の匂いに深呼吸し、

「今日も生きてる。
ありがとー!!」

と、大自然に向かって
叫ぶこと。

この世に生まれてきたくても
生まれることができなかった魂が
たくさんあるのです。

それを勝ち抜いて
この世に生まれてきたいのちは
本当は誰もが勝ち組なんだと
確信しています。

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